インドネシア現地ニュース紹介ブログ

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捨てられた赤ちゃんのこと。

こんにちは。インドネシアブログを更新します。

今回のニュースはちょっと悲しいニュースです。

 

ボゴールという場所ででダンボールで捨てられた生後約5日と思われる女の子の赤ちゃんが発見されました。どこの国でも起こりそうなことですからこの国に限ったことではないですが、悲しいニュースです。

 

ただ、悲しいニュースだとしても幸いなことに、付近の住民が赤ちゃんの鳴き声で気づいたということで、無事に生きていたのです。

 

両親に捨てられたというのが警察の見解で、今後付近の産科や、直近で出産した女性などを中心に調べていく予定とのこと。

 

ところでボゴールというのは、インドネシアに出張される方、住んでる方であればおなじみの場所でしょうけど、ジャカルタ都市圏を形成する地域のひとつです。

 

インドネシアは今人口がおおむね2億6千万人と言われていますが、おそらくその半分くらいは首都ジャカルタのある「ジャワ島」にいます。ジャワ島の面積はだいたい13万平方キロメートルしかありません。日本が38万平方キロメートルくらいですから、日本の三分の一ほどしかありません。

 

しかし、その狭い中で、日本の総人口より多い数の人々が生活しています。

過密人口度合いがよくわかると思います。

 

そんなジャワ島で一番人口が密集してるのが、もちろんこのジャカルタ都市圏になります。首都ジャカルタを取り囲むように形成された都市圏で、

 

ジャカルタ首都特別州

西ジャワ州ボゴール(Bogor)

西ジャワ州デポック(Depok)

バンテン州タンゲラン(Tnagerang)

西ジャワ州ブカシ(Bekasi)

という異なる地域を総称するのですが、「JaBoDeTaBekJabodetabek)」と呼ばれることがよくあります。「関東近郊」「京阪神都市圏」というようなイメージかと。

 

正確な人口データが見つからないので示せないのですが、都市圏人口としては、日本の東京都市圏が世界で一番大きい都市圏ということになっていて、それに続いて、このインドネシアのJADEBOTABEK圏が二番目に大きいです。

 

ではニュースの翻訳に入りますね。

www.beritasatu.com

ボゴールで新生児遺棄 ダンボール箱で発見

ボゴール Beritasatu.com

ボゴール県Rancabungur郡Pasirgaokの村にある畑で新生児が発見され、住民達が驚いている。警察は赤ちゃんが生後5日ほどで、両親に遺棄されたと予測している。

 

新生児が発見されたのは3月10日(日曜)西インドネシア時間18:30ごろである。ボゴール警察広報、Ita Puspita Lenda氏によれば、新生児はNeneng Jumiatini氏(33)によって発見されたそのこと。自宅付近にある畑の方角から乳児の鳴き声を聞いた。

 

Ita氏は以下のとおり説明している<2019年3月11日(月曜)>。

「(発見者が)赤ちゃんの声だと確信し、当地のRT(隣組)に報告した。その後泣き声の方向を確認しに言った。はやり、赤ちゃんがダンボールの中から見つかった。」

 

Ita氏によれば、赤ちゃんの健康状態は良好、生後約5日程度の女の子とのこと。隣組の長であるRoji氏の家に運ばれた。

 

目撃者たちの証言によると、赤ちゃんは両親に捨てられたと考えられている。目撃者のひとりであるGunawan氏は、あまり見かけない男がCisadane川のそばにいて、疑わしいと考えているとのこと。

 

「見かけない男が畑のほうから、川を渡って村の方向を目指していた。遠目ではあったが、その男は逃げていった」とIta氏は説明している。

 

警察もこの件に関連して捜査を進めている。警察は今後近隣の病院やクリニックで出産をしたばかりの女性がいないかどうかを確かめる。また、周辺地域で出産をした女性に関するデータをまとめる予定。

 

<記事原文>

Bayi Perempuan Dibuang dalam Kardus di Bogor

Bogor, Beritasatu.com – Warga Rancabungur dikejutkan dengan sosok bayi baru lahir yang ditemukan di kebun Desa Pasirgaok, Kecamatan Rancabungur, Kabupaten Bogor kemarin. Polisi menduga bayi berusia lima hari itu sengaja dibuang orang tuanya.

 

Penemuan bayi pada hari Minggu (10/3) sekitar pukul 18.30 WIB. Kasubag Humas Polres Bogor, AKP Ita Puspita Lenda menuturkan, bayi ditemukan saksi Neneng Jumiati (33). Saat itu, diirnya mendengar suara bayi menangis dari arah kebun tidak jauh dari rumahnya.

 

 “Yakin suara bayi, saksi melapor ke RT setempat lalu mengecek ke arah suara tangisan bayi. Benar bayi dalam keadaan hidup ditemukan dalam kardus,” kata Ita mengkonfrimasi, Senin (11/3/2019).

 

Kata Ita, saat ditemukan bayi dalam keadaan sehat berjenis kelamin perempuan diduga berusia lima hari. Selanjutnya, bayi dibawa ke rumah Roji selaku ketua RT.

 

Berdasarkan keterangan para saksi, diduga bayi itu sengaja dibuang oleh orang tuanya. Salah satu saksi Gunawan, menjelaskan dirinya curiga dengan sosok laki-laki tidak dikenal yang berada di sisi Sungai Cisadane.

 

 “Orang tidak dikenal tersebut baru saja dari arah kebun mengarah ke kampung sebelah dengan menyeberang sungai. Karena terlalu jauh, orang tidak dikenal itu berhasil kabur,” kata Ita.

 

Polisi pun menyelidiki terkait temuan bayi tersebut. Polisi akan memeriksa klinik atau rumah sakit terdekat guna mengetahui ibu yang baru saja melahirkan. Polisi juga akan mendata ibu-ibu yang baru melahirkan dari daerah sekitar.