インドネシア現地ニュース紹介ブログ

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ジャカルタ首都特別州知事 アニス氏「22,500人の学生に影響」

こんにちは。インドネシアブログの更新です。

先日からジャカルタ近郊で発生した洪水について投稿させていただいておったのですが、今回は少し別の視点の記事を読みました。

 

今回の記事は、ジャカルタ首都特別州知事である、アニス・バスウェダン知事の発表によって話が進んでいきます。先の洪水によって、22,500人の学生たちに影響がでているということです。

 

特に家が浸水したり、ものが流されたりということがあり、文房具や制服がなくなったりしている学生も多いため、積極的に支援していくと発言しています。このアニス知事ですがジャカルタ首都特別州知事に当選する前には、ジョコ・ウィドド大統領内閣にて教育文化大臣を務めた時期もあり、教育分野については積極的に行動するようです。

 

記事によると、ジャカルタ首都特別州の2,800学校のうち、211校で浸水等の被害が発生していいるとのこと。アニス知事は、月曜(つまり1月6日(月曜)本日)より学校が再開できるようにする、と意気込んでいます。

 

本編とあまり関係のないことなのですが、インドネシア語だと、数字の桁数を区切るカンマ「,」と、小数点で使うピリオド「.」は、日本語のそれを真逆の使われ方をします。例えば、このニュースでいえば、「2万2千5百人」の学生たちが洪水の影響をうけている、ということで書いてありますが、「22.500」と記載されています。もちろん「22.5」人ではありません。これは普段日本語で生活していると違和感がある点ですね。

 

もうひとつ、時間の表し方です。私が書いた文章の中でも何度か触れさせていただいたのですが、インドネシアは非常に東西に長い国ですので、国内で3つのタイムゾーン

があります。西部インドネシア時間(WIB)、中部インドネシア時間(WITA)、東部インドネシア時間(WIT) 特に放送関係ではこのタイムゾーンが必ずと言っていいほど記載されています。それで、例えば「14時」を表すとき、日本では「14:00」、つまり時と分の間に「コロン」を挿入するのが極めて一般的ですが、ここでもインドネシア語では「14.00」というように「ピリオド」を打ちます。

 

ですから例えばあるテレビ番組が首都ジャカルタで午後2時から始まる、という場合には、「14.00 WIB」と書いてあります。普通に見たら時間を表している、とは思えないですよね。こんな感じで、日本語とはいろんなところで表現が違うのはちょっと面白いですね。では、ニュースにはいります。

 

 

megapolitan.kompas.com

日本語>

アニス知事「ジャカルタ洪水22,500人の学生たちに影響」

ジャカルタ コンパスドットコム ジャカルタ首都特別州知事アニスバスウェダン知事は、年明けの洪水によって役22,500人の学生たちに影響を及ぼしていると明らかにした。

 

「約22,500人が影響をうけている。私たちは支援を行う。」とアニス知事は首都ジャカルタで述べた(2020年1月5日(日曜))。具体的には制服と文房具類の支援を行う。

 

「まず、私たちは子どもたちの制服を準備し、月曜から学級活動に戻れるようにする。」とアニス知事はアンタラ通信(国営通信社)土曜夜に報告を行った。

 

アニス知事によれば、ジャカルタ首都特別州全体において、2,800校のうち、211校が様々なレベルで影響を受けている。土曜日の夜までに208校ですでに水が引いており、清掃が行われている。

 

「今日にもすべての学校で水が引くと確信している。211校すべての清掃が完了し、月曜日から再開できるはずだ。」と話している。

 

それでもなお、これらの学校は運営において最適な状況ではなく、様々な調整が必要であり、月曜の段階ではまだ清掃等の途中である可能性があることを認めている。

 

「もちろんまだ万全ではないし調整が必要、清掃が必要な学級もある、それぞれの学校長を先頭に、可能な限り教室を清掃・整頓する。」とアニス知事は語った。

 

2019年12月31日から2020年1月1日朝にかけての大雨で、ジャカルタ、ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシ(Jabodetabek)地域で洪水が発生した。この洪水によって多くの人々が避難を余儀なくされた。

 

ジャカルタ首都特別州では、この洪水への対応のため、12万人の人員を動員している。

ジャカルタ首都特別州防災庁のデータによれば、日曜西インドネシア時間12時の時点で、18の町内会(RW RukunWarga)、具体的には北ジャカルタ6町内会、西ジャカルタ11町内会、東ジャカルタ1町内会で依然冠水が続いており、21の避難所にて4,401人が避難している。

 

JAKARTA, KOMPAS.com - Gubernur DKI Jakarta Anies Baswedan menyatakan, sebanyak 22.500 siswa terkena dampak banjir pada awal bulan ini di Jakarta.

 

"Siswa yang terdampak dari banjir ini ada 22.500 siswa. Semuanya kami akan fasilitasi bantuan," kata Anies di Jakarta, Minggu (5/1/2020).

Bantuan tersebut berupa pakaian seragam sekolah dan alat tulis.

 

"Jadi, kami di Dinas Sosial sudah menyiapkan seragam untuk anak-anak sehingga mereka bisa berkegiatan kembali, terutama Senin sudah mulai sekolah," kata Anies seperti dilaporkan kantor berita Antara, Minggu malam.

 

Jumlah sekolah yang terdampak, kata Anies, ada 211 sekolah dari 2.800 sekolah berbagai tingkatan di seluruh Jakarta. Hingga Sabtu malam lalu, ada 208 sekolah yang sudah surut dan dalam proses pembersihan.

 

"Saya yakin hari ini sudah semuanya tuntas, jadi insya Allah 211 sekolah itu sudah semuanya dibersihkan dan Senin bisa digunakan," ucap Anies.

 

Kendati demikian, Anies mengakui sekolah-sekolah itu, belum optimal dalam beroperasi, masih harus ada berbagai pengaturan karena pada Senin ini kemungkinan masih harus ada proses pembersihan.

 

"Tentu belum optimal, pasti akan ada pengaturan, karena kelas-kelas yang masih proses pembersihan pasti ada, jadi ruang belajarnya pasti diatur di tiap sekolah oleh kepala sekolah untuk mengatur sesuai dengan kemampuannya," ujar Anies.

 

Hujan deras sejak 31 Desember 2019 malam hingga 1 Januari 2020 pagi telah menyebabkan  banjir di wilayah Jakarta, Bogor, Depok, Tangerang dan Bekasi (Jabodetabek). Banjir itu menyebakan ribuan orang mengungsi.

 

Pemprov DKI Jakarta telah menurunkan 120.000 petugas untuk menanggulangi banjir tersebut.

 

Berdasarkan data dari Badan Penanggulangan Bencana Daerah (BPBD) DKI Jakarta pada Minggu pukul 12.00 WIB, masih ada 18 RW yang terendam banjir dengan rincian Jakarta Utara enam RW, Jakarta Barat 11 RW dan Jakarta Timur satu RW dengan jumlah pengungsi masih tersisa 4.401 jiwa di 21 lokasi pengungsian.