各地での爆弾テロをうけて、ジョコウィドド大統領より軍・警察・情報庁トップへ

 

　週明けから一週間テロのニュースでインドネシア国内は持ちきりだったと思いますが、併せてラマダンも始まり、とても慌ただしくなっています。皆さんご存じのとおりで、今更お話しするようなことでもないとは思うのですが、インドネシアは国民の９割以上がイスラム教徒であり、神聖なラマダン月に国内が混乱に陥ることなく、そして安全に断食開大祭レバランまでこぎつけることはインドネシア政府としても非常委に大切なことです。

　それに、インドネシアでは過去のメガワティ政権下、ユドヨノ政権下、そして現ジョコウィドド政権、いずれにおいても爆破テロ事件がおきており、その度に、国際社会から微妙に距離を置かれ、投資の減退、そして経済の停滞など、憂き目もみています。ジョコウィドド大統領としても、ここで、しっかりインドネシアの治安維持を強化していくこと、そしてこの国は安全だということを国際社会に示す意味もあり、インドネシア国軍、警察そして国家情報庁という治安維持主要三組織の長へ指示を行っています。それでは、ニュース記事の紹介に移ります。

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Jokowi Minta Polri, TNI, BIN Jaga Keamanan Nasional

大統領、軍、情報庁へ国家の安全維持を要請

Presiden Joko Widodo (Jokowi) ( Foto: Beritasatu Tv )

ジョコウィドド大統領（ジョコウィ）（写真：Beritasatuテレビ）

Aichi Halik / AHL Rabu, 16 Mei 2018 | 20:41 WIB

2018年5月16日（水曜）西インドネシア時間20時41分

Jakarta - Presiden Joko Widodo meminta Kapolri Jenderal Tito Karnavian, Panglima TNI Marsekal Hadi Tjahjanto, dan Kepala BIN Budi Gunawan untuk mengendalikan keamanan di tanah air.

Hal ini disampaikan Presiden Jokowi di hadapan Menteri Kabinet Kerja dan pejabat negara saat Sidang Kabinet Paripurna, di Istana Negara, Jakarta Pusat, Rabu (16/5).

"Saya ingin menyampaikan pada Kaporli, Panglima TNI, Kepala BIN untuk menjaga keamanan, mengendalikan keamanan dan mengedapankan semangat persaudaraan dan kerukunan sosial," ujar Jokowi dalam sambutannya.

Kepala Negara menginginkan bulan suci Ramadan yang akan jatuh pada Kamis (17/5) besok, bisa tercipta suasana yang aman dan nyaman.

"Karena besok kita segera menyongsong ibadah puasa. Sehingga kita harapkan umat Islam bisa menunaikan Ibadah puasanya dengan rasa aman dan penuh perdamaian," jelas Jokowi.

Selain itu, Jokowi pun meminta kepada seluruh menteri dan kepala lembaga negara untuk terus menyampaikan kepada dunia Internasional, bahwa Indonesia aman untuk dikunjungi.

"Saya ingin menyampaikan bahwa, termasuk ke dunia internasional penting sekali, untuk disampaikan bahwa Indonesia aman dan sekarang kita fokus untuk bekerja," kata Presiden.

（ジャカルタ）

ジョコウィドド大統領は、インドネシア警察長官Tito Karnavian、インドネシア国軍司令官のMarsekal Hadi Tjahjanto、国家情報庁長官のBudi Gunawanら対して、国家の安全を維持するよう要請をおこなった。これは、5月16日（水曜）、中央ジャカルタの大統領宮殿で行われた内閣本会議の場において、各大臣、高官に伝えられた。

「警察、軍司令官、国家情報局長にたいして、国家の安全を維持すること、友愛の精神、社会の調和をもってもらいたい。」演説の中で述べた。

大統領、国家元首として、5月17日（木曜）より始まるラマダン月が人々にとって安全で心地よいものであることを望んでいる。

「私たちは明日から断食月を迎える。イスラム教徒たちが平和で安心して断食を終えることができることを望んでいる。」と大統領は説明する。

これ以外にも、大統領はすべての大臣、国家機関の長たちへ、インドネシアが安全な国であるということをを国際社会に対して伝え続けることを呼びかけた。

「インドネシアは安全な国であると国際社会に伝えるためには、いままでどおり、いつもどおり与えられた仕事に集中していかなければならない。」と大統領は述べた。（終）

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