ガルーダインドネシア航空 スラウェシ島・マナド〜フィリピン・ダバオへ直行便就航開始（インドネシア語ちょっとした文法の話）

こんにちは。インドネシアブログの更新です。

ここ最近はインドネシア各地で学生によるデモが同時的に発生していてインドネシア国内は混乱気味です。そちらの方のニュースを取り上げた方が熱いのかな？とは思ったんですが、ちょっと話が重たかったので今日はタイトルのとおりになってしまいました。

さて、先月末から、スラウェシ島北スラウェシ州にあるマナドという街から、フィリピンのダバオへの直行便が就航しました。週二回の往復で、月金に運航されるそうです。

ニュースの中では、ガルーダインドネシア航空、取締役Ari Askhara氏の話にもとづいて本件の説明が進んでいくのですが、今回この便の就航に踏み切った理由としては、フィリピン側のダバオを訪れる外国人観光客をインドネシア側まで引き込みたいという狙いがあるようです。ダバオを訪れる外国人観光客は年間230万人だったそうです。

「本ルートの運航によって、特に経済、投資、貿易、さらに観光分野での協力関係の振興をサポートができることを望んでいる。」という風に述べています。

“Pengoperasian rute ini juga kami harapkan dapat menunjang pengembangan kerja sama,  khususnya ekonomi, investasi, perdagangan maupun kegiatan pariwisata."

↑の原文ですが、"pengoperasian"という単語があります。

実はこれ、分解できる言葉なんですが、"peng-operasi-an"という風に、頭と、お尻に飾りがついていまして、言葉の根幹にあるのは、"Operasi"つまり、英語の"Operation"です。

この"operasi"という語根からもたくさんの単語、語法が生まれてきています。

① operasi 手術、（機械などの）操作、操縦、運営、オペレーション

② ber-operasi （機械などが）作動する

③ meng-operasi 〜を手術する

④ meng-operasi-kan 〜を手術する、操作する、稼働させる、運営する、オペレーションする

⑤ peng-operasi 操作する人、技手、オペレーションする人

⑥ peng-operasi-an 操作すること、運転すること、オペレーションすること

という感じです。

よく、インドネシア語は共通語だから簡単、とか交易語だから単純、とかそういうことを言う方々がいます。確かに、インドネシア語には声調がありませんし、発音の体系も日本語に近い、過去形や未来形などの時制で動詞そのものががが変化することもありません。ですから、レストランで注文する、ドライバーと話す、というようなレベル感であれば、とっつきやすいのかもしれません。

ただ、やはりインドネシア語も「言語」であって、話題が政治や経済などの話になってくれば、もっと難しい文法・単語・言い回しを求められるのであって、やはりそのレベル感になれば難しいです。で、そういったインドネシア語の難しさが出てくるのが、先ほど説明したような、一つの語根から、様々な派生単語、表現が繰り出される、というところに出ています。

さて、ニュース入ります。

www.liputan6.com

（日本語訳）

空のアクセスが拡大、ガルーダインドネシアがマナド～ダバオ新航路

Liputan6.com ジャカルタ ガルーダインドネシア航空はマナドとフィリピンダバオの新航路を開設する。この路線は経済や観光分野の成長を強力にサポートするものである。

ガルーダインドネシア取締役Ari Askhara氏によれば、この航路は「（地域を）tii境目なく繋ぐ(Seamless connectivity)」ことを体現する取組みである。

ガルーダインドネシア取締役Ari Askhara氏によれば、この航路は「境目なく繋ぐ(Seamless connectivity)」ことを体現する取組みである。

ルーダとしては、この直行便が重要な契機になることを期待している。インドネシアとフィリピンの航空アクセス拡大含め、特に貿易や投資のセクターを強化したい、とAri氏は付け加えた。

「北スラウェシは政府として5つの重要な目的地（Destination）の一つであると宣言されたのと一致しており、このルートの開業によって、観光やインフラ等の特区の発展を加速させ、北スラウェシを訪れる観光客の興味を引けるようにしたい。」とAri氏は説明している。

ガルーダが本ルートを開設するのには理由がある。第一に、ダバオを訪れる観光客の数である。その数は、2018年には230万人にのぼった。この数は、マナドの観光振興のための絶好の機会となる。ダバオからマナドへの直行便によって強化される。ダバオを訪れる観光客が、マナドまで足を伸ばすことが期待される、とAri氏は述べている。

ダバオ市は果物の生産、特にパイナップルや蘭の花で有名である。また、イスラム文化の多様な観光資源がある。また、ダバオ市は南フィリピンの様々な観光地へのアクセスのための起点となる。

「244,000ヘクタールにも及ぶ面積の中で、ダバオ市は山岳、海岸、保護森林からショッピングセンターまで、自然、文化、両方の魅力的な観光資源を持っている。」とAri氏は説明してる。

マナド-ダバオ間の往復便はarmada ATR72-600で運行される予定である。定員は70名（すべてエコノミークラス）である。当便は週に二回、月曜日と金曜日である運行される。

マナド-ダバオ便は、フライト番号GA7401で運行される。サム・トゥランギ国際空港を中部インドネシア時間10：30に出発する。反対に、ダバオ-マナド便はフライト番号GA7402で運行される。フランシスコ・バンゴイ国際空港を13:15（現地時間）に出発する。

観光省市場振興部の副部長Rizki Handayani氏はこの新航路は北スラウェシに非常に利益になると述べている。

このフライトは北スラウェシの観光産業にとってよいきっかけとなる。質が高いアトラクションを整え演出していくきっかけとなる。目的はダバオを経由して訪れる観光客を惹きつけることである。さらに、外国人観光客の滞在日数を増やすことである。

観光大臣はガルーダインドネシアに対して、マナドへより高頻度でのアクセスを要望した。

「私たちは優先度の高い観光地開発の取組を行っている。その一つが来たスラウェシのリクパンである。この地域の振興をサポートするため、幅広いアクセス方法を必要としている。ガルーダはすでにダバオからマナドへの空路就航を通じて、貢献している。ガルーダに感謝したい。」と観光大臣は述べた。

（インドネシア語）

Perluas Akses Udara, Garuda Indonesia Buka Rute Manado-Davao

Liputan6.com, Jakarta Maskapai Garuda Indonesia membuka rute baru Manado-Davao Filipina. Rute ini sekaligus mendukung pertumbuhan ekonomi dan pariwisata.

Menurut Direktur Utama Garuda Indonesia Ari Askhara rute ini adalah upaya untuk menghadirkan konektivitas tanpa batas (seamless connectivity).

“Pengoperasian rute ini juga kami harapkan dapat menunjang pengembangan kerja sama. Khususnya ekonomi, investasi, perdagangan maupun kegiatan pariwisata. Tetutama wilayah regional antara Davao sebagai salah satu pusat bisnis di selatan Filipina dengan berbagai wilayah di provinsi Sulawesi Utara,” paparnya.

Ia menambahkan, Garuda juga berharap penerbangan langsung ini juga akan menjadi momentum penting. Khususnya dalam memperkuat sektor perdagangan dan investasi. Termasuk perluasan akses konektivitas udara antara Indonesia dan Filipina.

"Sejalan dengan dicanangkannya Sulawesi Utara sebagai salah satu dari 5 destinasi super prioritas oleh pemerintah, dibukanya rute ini kami harapkan juga dapat mendukung upaya percepatan pengembangan Kawasan Ekonomi Khusus (KEK) Pariwisata dan infrastruktur, khususnya disejumlah sektor wisata unggulan sehingga mampu menarik minat wisatawan berkunjung ke Sulawesi Utara,” jelas Ari.

Dijelaskannya, ada alasan mengapa Garuda membuka rute ini. Pertama jumlah kunjungan wisatawan ke Davao. Jumlahnya mencapai 2,3 juta orang tahun 2018. Angka ini dapat menjadi peluang tersendiri bagi pengembangan potensi kepariwisataan di Manado. Hal ini diperkuat dengan akses penerbangan langsung dari Davao menuju Manado. Wisatawan yang menuju Davao diharapkan akan melanjutkan perjalanan ke Manado.

Kota Davao dikenal sebagai kota perkebunan dan penghasil buah. Khususnya nanas dan tanaman Anggrek. Di sana juga ada keragaman wisata heritage kebudayaan Islam. Kota ini juga menjadi pintu masuk ke berbagai destinasi wisata unggulan di Filipina Selatan.

"Dengan luas wilayah mencapai 244 ribu hektar, Davao memiliki berbagai daya tarik potensi pariwisata berbasis alam dan budaya seperti pegunungan, pantai, hutan lindung, hingga wilayah Pusat komersial", jelas Ari.

Penerbangan Manado - Davao pp akan dioperasikan dengan armada ATR 72-600. Kapasitasnya 70 penumpang (all economy class). Penerbangan dilakukan sebanyak 2 kali per minggu, yakni pada hari Senin dan Jumat.

Penerbangan Manado – Davao akan beroperasi dengan nomor penerbangan GA 7401. Berangkat dari Bandara Internasional Sam Ratulangi pada pukul 10.30 WITA. Sedangkan penerbangan Davao – Manado akan beroperasi dengan nomor penerbangan GA 7402. Berangkat dari Bandara Internasional Francisco Bangoy pada pukul 13.15 (local time).

Deputi Bidang Pengembangan Pemasaran I Kementerian Pariwisata Rizki Handayani mengatakan rute baru ini akan sangat menguntungkan Sulawesi Utara.

“Penerbangan ini menjadi momentum yang bagus buat pariwisata Sulawesi Utara. Momentum untuk berbenah dan menghadirkan atraksi berkualitas. Tujuannya tak lain untuk menarik lebih banyak wisatawan mancanegara yang datang melalui Davao. Selain itu juga untuk memperpanjang lenght of stay para wisman,” papar Rizki, diamini Asdep Pengembangan Pemasaran I Regional III Kemenpar Muh. Ricky Fauziyani.

Menteri Pariwisata memberikan apresiasi kepada Garuda Indonesia. Karena membuat akses menuju Manado semakin banyak.

“Kita sedang menggarap destinasi super prioritas. Salah satunya Likupang yang ada di Sulawesi Utara. Untuk mendukung pengembangannya, kita butuh akses yang luas. Garuda sudah membantu dengan membuka akses menuju Manado dari Davao. Dan ini akan membantu. Terima kasih Garuda,” katanya.

おわり

マルク州でマグニチュード6.5、死者23名、負傷者100名以上

こんばんは。インドネシアブログを更新します。

昨日、9月26日インドネシアのマルク州にてマグニチュード6.5の地震が発生したとのことです。マルク州と聞くとちょっとわかりずらいですが、歴史の教科書でよく見た「モルッカ諸島」のことです。歴史的に独立問題を抱えていて、インドネシア国内でも少し特徴のある地域です。

これから情報が更新されていくと変わってしまうかもしれませんが、すでに23名の死亡が確認されているそうです。国家防災庁の発表です。被災地域では、緊急対応が行われていますが、様々な物資が必要とされているようです。

ちなみに、多くの皆さんがご存じかと思いますが、インドネシアと日本は2時間の時差がありますよね。ただ、これは首都が置かれているジャカルタの話であって、東西にかなり長い国土になっている性質上、インドネシアの国内には3つのタイムゾーンがあります。

それは、西部インドネシア時間（Waktu Indonesia Barat）、中部インドネシア時間（Waktu Indonesia Tenggah）、東部インドネシア時間（Waktu Indonesia Timur）、という風に呼ばれています。

報道などで使われる時間は主に西部インドネシア時間ですが、テレビや新聞などで時間表記をするときは、しっかり国内タイムゾーンを記載するようになっています。

例えば、ジャカルタで朝八時なら、「8:00 WIB（西インドネシア時間）」とちゃんと表記してあります。

日本にはない感覚ですよね。

それでは、ニュースに入りますね。

www.liputan6.com

＜日本語＞

国家防災庁：マルク地震により23名死亡

2019年9月27日西インドネシア時間9時2分

Liputan6.comジャカルタ

国家防災庁は、2019年9月26日（木曜）にマルクで発生したマグニチュード6.5　の地震によって亡くなった犠牲者が23人に増えたと明らかにした。

「判明している犠牲者数が最大の場所は中部マルクで、14人にのぼる。マルク州の地方防災庁（Badan Penanggulangan Bencana Daerah）は、9月26日（木曜）東インドネシア時間21時53分になくなった犠牲者は23名となったと記録した。」国会防災庁広報部データセンタ長代理、Agus Wibowo氏が2019年9月27日（木曜）、書面で発表した。

アンボン市では6名、Seram県西部では3名の死者が見つかっている。

アグス氏によると、現地の地方防災庁（Badan Penanggulangan Bencana Daerah）は、100名を超える人間が負傷したと報告しているとのこと。負傷の原因は地震による建物の瓦礫である。

負傷者は中部マルク県で発生している。リアン村では100名以上が負傷している。アンボン市では5名が負傷しているが、すでに手当をうけている。その一方でセラム県の西部、ワイサマ村では、1名が負傷している。

「家が倒壊したり、余震によって居所が危険になる危険に備えるために、約15,000人の住民が避難している。」とアグス氏は続ける。

その一方で、インフラ関連の被害は、住宅関連のみならず、教育施設、礼拝施設、事業所、公共施設にも及んでいる。

被災地域の住宅の倒壊は171棟、詳細は59棟が重度、45棟が中度、67棟が軽度。教育施設では5棟、例えばパッティムラ大学や国立イスラーム大学の建物である。

現場の状況から、緊急対応に際して必要な物資は食料、食料以外の物資両方である。

食料以外の緊急物資としては、30,000枚のブルーシート、20個の家族用テント、おむつ、女性用ナプキン、毛布20,000枚、マットレス5,000枚,敷物10,000枚、ランプ20,000個、貯水タンク、あるいは公衆水場などである。

「マルク地方の降水を考慮して、テントは特に必要とされる。」とアグス氏は述べている。

食物に関しては、乳児向けの食料120パック、食品・飲み物20,000パック、医薬品、ミネラルウォーター、即席食品などが必要とされている。並行してこども、若年層に対する精神的なケアも必要だ。

現地の政府は多方面から支援を受けながら現場で緊急対応を続けている。調査チームは早急に現場の詳細状況を調査する予定。国家防災庁のチームがすでに現場に入って、緊急対応をサポートしている。

2019年9月26日東インドネシア時間8時46分、マグニチュード6.8の地震がアンボン市を襲った。気象気候地球物理庁はその後地震の規模マグニチュード6.5と修正した。

BMKGは、中部インドネシア時間14時までに、大小59回の余震を記録している。

＜インドネシア語＞

BNPB: 23 Warga Meninggal Akibat Gempa Guncang Maluku

27 Sep 2019, 09:02 WIB

Liputan6.com, Jakarta - Badan Nasional Penanggulangan Bencana (BNPB) menyatakan, korban meninggal akibat gempa magnitudo 6,5 yang mengguncang Maluku pada Kamis 26 September 2019 bertambah menjadi 23 orang.

"Korban meninggal tertinggi diidentifikasi di Kabupaten Maluku Tengah, sebanyak 14 orang. BPBD Provinsi Maluku mencatat pada Kamis (26/9) pukul 21.53 WIT, total korban meninggal sebanyak 23 orang," kata Plt Kepala Pusat Data, Informasi dan Humas BNPB Agus Wibowo dalam keterangan tertulisnya, Jumat (27/9/2019).

Korban meninggal juga ditemukan di Kota Ambon sebanyak 6 orang dan Kabupaten Seram Bagian Barat ada 3 orang.

Agus mengatakan, Badan Penanggulangan Bencana Daerah (BPBD) setempat melaporkan, lebih dari 100 orang menderita luka-luka. Korban luka disebabkan reruntuhan bangunan pasca gempa.

Korban luka-luka terjadi di Kabupaten Maluku Tengah. Lebih dari 100 orang mengalami luka di Desa Liang. Di Kota Ambon, 5 orang luka dan telah mendapatkan perawatan medis. Sedangkan Kabupaten Seram Bagian Barat, 1 orang luka di Desa Waisama.

"Sekitar 15.000 warga masih mengungsi pasca　gempa dan dikarenakan karena rumah mereka yang rusak dan mengantisipasi gempa susulan yang membahayakan bangunan tempat tinggal," kata dia.

Sementara itu, kerusakan infrastruktur tidak hanya terjadi pada sektor perumahan tetapi juga fasilitas pendidikan, tempat peribadatan, perkantoran, dan fasilitas umum.

Kerusakan rumah di wilayah terdampak mencapai 171 unit, dengan rincian 59 rusak berat, 45 rusak sedang dan 67 rusak ringan. Fasilitas pendidikan rusak sebanyak 5 unit antara lain beberapa bangunan di Universitas Pattimura dan Kampus IAIN.

Berdasarkan situasi lapangan, beberapa kebutuhan berupa makan dan non-makanan mendesak diperlukan selama penanganan darurat.

Daftar non-makanan mendesak yang dibutuhkan pascagempa Maluku yaitu terpal sebanyak 30.000 lembar, tenda keluarga 20 buah, popok balita, pembalut perempuan, selimut 20.000 lembar, matras 5.000 lembar, tikar 10.000 lembar, alat penerang 20.000 buah dan tandom air beserta MCK.

"Tenda sangat dibutuhkan mengingat wilayah Maluku mengalami hujan," kata Agus.

Sedangkan kebutuhan makan, para penyintas membutuhkan makanan bayi sebanyak 120 paket, makanan dan minuman 20.000 paket, obat-obatan, air mineral, dan makanan siap saji. Di samping itu, pendekatan trauma healing diperlukan bagi anak-anak dan remaja.

Pemerintah daerah setempat dibantu banyak pihak masih terus melakukan upaya-upaya penanganan darurat di lapangan. Tim kaji cepat melakukan pendataan untuk melihat secara lebih rinci kondisi di lapangan. Tim BNPB telah berada di lokasi untuk mendukung penanganan darurat.

Gempa bumi magnitudo 6,8 mengguncang Kota Ambon, Kamis (26/9/2019) pukul 08.46.45 WIT. Badan Metereologi Klimatologi dan Geofisika (BMKG) kemudian memutakhirkan gempa menjadi magnitudo 6,5.

BMKG mencatat terjadi 59 kali gempa bumi susulan hingga pukul 14.00 Wita dengan besaran yang bervariasi.  

メガワティ元インドネシア共和国大統領、ジョコウィの首都移転に「忠告」

こんにちは。インドネシアブログの更新です。
前回、前々回と、インドネシアの首都移転計画についてのニュースを取り上げています。今回も少しそれに関連したものになります。

ニュースのタイトルにもある、メガワティ（Megawati）氏とは、皆さんご存じでしょうが、インドネシア共和国初代大統領スカルノ氏の長女にして、本人も第五代大統領として国政を担った人物であります（もちろん、デヴィ婦人の娘ではありませんょ）。

2002年にバリ島で大きな爆破テロがあったことについて、記憶にあるかたもいらっしゃるかもしれませんが、その前後の対応などもパッとしない感じで、なんとなくリーダーシップのなさというか、頼りなさみたいなものが透けてしまいました。

その後の大統領選では、スシロ・バンバンユドヨノ氏に2度も敗れてしまっているので、今は外交の舞台で目にすることは全くといっていいほどありませんが、インドネシア国内では様々なメディアに登場してご意見を述べられています。それに、メガワティ氏自身は大統領再選を虎視眈々と狙っている、というようなことは様々なところで言われています。また、現インドネシア共和国大統領であるジョコウィドド大統領の所属政党「闘争民主党（Partai Demokrasi Indoneisa Perjuangan）」の党首でもあります。

 ということで、その党首であるメガワティ氏が、ジョコウィドド氏の推進する東カリマンタン遷都計画に警鐘をならします。そんなに目新しい意見を言っているわけではないのですが、超簡単にまとめると「政治、経済、産業などをゴチャ混ぜにして持ってきてしまうと、ジャカルタの二の舞になるわよ！」的なものです。

闘争民主党党首として、同党からの大統領選候補者にジョコウィドド氏（現大統領）を「最終的」に選んだのはメガワティ氏ですから、このように国政の様々な局面でコメントしたりするわけです。インドネシア国内メディアでのメガワティ氏の出現率はかなり高いです。

【メガワティ ジョコウィの首都移転について繰り返し忠告】

テンポドットコム ジャカルタ

インドネシア共和国第五代大統領、メガワティ・スカルノプトリはジョコウィ大統領の進める東カリマンタンへの首都移転について、長期的、継続的な開発計画を十分に練ったうえで決断することが望ましいと考えている。

「（首都移転を）政府が決断するのであれば、本気で取り組まなければならない。長期的に見るべきだ。」2019年8月28日、メガワティは文書でコメントしている。

ジョコウィ内閣は首都のレイアウトについて、今の乱雑なジャカルタ首都特別州を繰り返さないよう、コンセプトを慎重に検討するべきだ。

首都を経済の中心地にしてはならない。政治の中心、ビジネスの中心、工業の中心などをごちゃ混ぜにしてはならない。

「そうなってしまえばジャカルタと同じ、メガロポリタンとなってしまう。」

インドネシア闘争民主党党首メガワティ氏は綴っている。

また、東カリマンタン州は鉱物資源等も豊富なことからAMDAL(analisis mengenai dampak lingkungan)、つまり、周辺環境に関する分析結果を十分に考慮する必要がある。

「Go greenで進めるのであれば本気で取り組まなければならない。首尾一貫できるかどうか、ということである。」と述べている。

先の月曜日、ジョコウィ大統領は、インドネシア共和国の首都について、東カリマンタン州のPenajam Paser Utara県と、Kutai Kartanegara県の一部に動かすことを公表した。

「Kabupaten Penajam Paser県の一部、Kutai Kartanegara県の一部については、すでに十分な関連インフラを有すること、政府がすでに18万ヘクタールもの土地を所有していることから、新首都に理想的なロケーションである。」ジョコウィドド大統領は、月曜にジャカルタの大統領宮殿で述べた。

nasional.tempo.co

【Megawati Mewanti-wanti Jokowi soal Pemindahan Ibu Kota】

TEMPO.CO, Jakarta - Presiden Kelima RI Megawati Soekarnoputri mengharapkan keputusan Presiden Jokowi ihwal pemindahan ibu kota ke Kalimantan Timur (Kaltim), benar-benar dengan perencanaan yang matang. Rencana itu juga harus mempertimbangkan kesinambungan pembangunan jangka panjang.

"Pemerintah kalau sudah memutuskan sesuatu, harus komitmen. Tolong dilihat dengan baik untuk jangka panjang," kata Megawati lewat keterangan tertulis pada Rabu, 28 Agustus 2019.

Pemerintahan Jokowi, ujar Megawati, harus benar-benar merancang konsep tata ruang ibu kota baru dengan seksama, agar kesemrawutan seperti di DKI Jakarta tidak terulang kembali.

Ibu Kota, ujar dia, juga tidak boleh didorong menjadi pusat ekonomi alias tidak boleh dicampur adukkan antara kota pemerintahan, kota bisnis, kota manufaktur, dan lain-lain. "Nanti sama saja dengan Jakarta, jadi kota megapolitan," ujar Ketua Umum Partai Demokrasi Indonesia Perjuangan ini.

Pembangunan ibu kota baru, ujar dia, juga harus memperhatikan analisis mengenai dampak dan lingkungan atau Amdal. Terlebih, ujar dia, Kalimantan Timur terkenal kaya dengan tambang dan mineral. "Kalau mau go green, ya komitmen. Mau konsekuen atau tidak? Kan itu," ujar dia.

Senin lalu, Presiden Jokowi mengumumkan ibu kota negara Republik Indonesia akan dipindahkan dari Jakarta ke sebagian wilayah Kabupaten Penajam Paser Utara dan Kutai Kartanegara yang terletak di Provinsi Kalimantan Timur.

"Lokasi ibu kota baru yang paling ideal adalah di sebagian Kabupaten Penajam Paser Utara dan sebagian Kutai Kartanegara karena sudah punya infrastruktur yang relatif lengkap dan pemerintah punya lahan seluas 180 ribu hektare," kata Jokowi di Istana Negara, Jakarta pada Senin lalu.

インドネシア首都移転有力候補、東カリマンタンの優位性について、国語「インドネシア語」と、地方語の関係について

こんにちは。ここ最近日本は何やら雲行きが怪しいですが、こちらでは引きつづきインドネシアの現地ニュースを紹介する予定です。

今日は、先日の続きですが、インドネシアの首都移転先の有力候補として、東カリマンタン島が言及されています。

「カリマンタン島（Pulau Kalimantan）」というのはインドネシア語での呼び方であって、英語等では「ボルネオBorneo（ボルネオ）島」と言うらしいですね。私は大変恥ずかしながら、初めてインドネシアに上陸するまで、この島の存在そのものを認知していなかったので、最初から「カリマンタン島」だと思っていました。

この島は3つの国が共存していて、東部からの大部分はインドネシア、西部にマレーシア、そして面積的にはかなり狭いですが、ブルネイがありますよね。

今の「インドネシア共和国」の領土イメージは最終的には太平洋戦争後にできあがっていて、インドネシア共和国になる前からそれぞれの地域にそれぞれの言語が存在していました（今でもしています）。例えばそれは、ジャワ語、スンダ語、マドゥラ語、などなど、今でも数千万人単位で言語人口がある言葉もあります。

しかしインドネシアではこういった話者の多いジャワ語、スンダ語などが話者数が多くてパワーのある言語が国語になることはありませんでした。ジャワ人でもスンダ人でもない、「インドネシア人」がそれぞれの民族がの文化、宗教、言語の多様性を維持しながら一つの共通語を持つというかたちで「インドネシア語」が共通語として浸透してきました。

（ちなみに、これは宗教的にも似たようなものがあって、インドネシアではイスラム教信者が9割を超えるほどなのですが、それでも「国の宗教」というものはありません。それぞれが、それぞれの信仰を持つことが尊重されています。）

こういった「地方語」は"Bahasa(言葉) daerah(地域)"と呼ばれ、"Bahasa(言葉) Nasional(国)"と対になっています。この「地方語」は、この国の憲法上でも、その存在を認められています。ちょっと抜粋します。

"Negara menghormati dan memelihara bahasa daerah sebagai kekayaan budaya nasional."

「国はそれぞれの地方語を国の文化的財産として敬意をもって維持する。」

というような意味です。

そしてインドネシア語そのものについては、以下のとおり規定します。

"Bahasa Negara ialah Bahasa Indonesia"

「国語はインドネシア語とする」

今回はそんなことで。ニュースに入ります。

ニュースでは、今般インドネシアの首都移転先として有力視されている東カリマンタンについて、どの辺が適してるのか？みたいな点をKOMPASニュースの視点でポイントを説明しています。基本は、当サイトの過去記事のパッチワーク感がありまあすが、話題としては面白いので、翻訳します。では、どうぞ。

www.kompas.com

日本語＞＞＞

首都移転、東カリマンタン5つの優位性について

首都移転地がついに明らかになった。農地区画大臣Sofyan Djalilはインドネシアの新首都は東カリマンタンであると述べた。「東カリマンタンで間違いない。」とSofyan大臣は2019年8月22日、ジャカルタにある経済担当調整省舎で述べた。

担当当局は、土地の確保が確実にできるまでは詳細地を明かさないとして、新首都に関する会議を非公開としていた。その後、東カリマンタンが有力候補として選ばれた。

1. インフラがすでに十分整っている

すでにコンパスドットコム（本ニュースサイト）にて2019年5月7日に報じたとおり、ジョコウィ大統領は、東カリマンタン州には、すでに国際空港、港湾、高速道路等のインフラがある、と述べている。「つまりその意味は、（首都を東カリマンタン州に移すと）多くの建設コストを削減できるということである。」ジョコウィドド大統領は、2019年5月7日（火曜）にKutai Kartanegara県、Samboja郡、Bukit Soehartoを視察した際に述べていた。その他の都市だと、バリクパパン、サマリンダにも空港があり、新たに建設の必要がない。

2. 東カリマンタンには適切な競技（スポーツ）施設がある

インフラのみならず、東カリマンタンには3つの国際スタジアムがある。本ニュースサイト上でも、2019年5月8日に、東カリマンタンの国際的な競技大会開催にも耐えうる競技場をいくつかまとめて紹介している。まずはサマリンダにあるPalaranスタジアムである。このスタジアムは2008年より稼働している。正確にはサマリンダで開催されたPekan Olahraga Nasional（インドネシアで4年に1回開催される国体）の時からである。続いて、Kutai Kartanegara県TenggarongにあるAji Imbutスタジアムである。2011年に開業したこのスタジアムは、3万5千人の観客を収容するキャパシティをもつ。これ以外にも東カリマンタン、バリクパパンには四万席の観客席をもつBatakanスタジアムがある。このスタジアムのデザインはロンドンにあるエミレーツスタジアムに似ていると言われている。

3. 社会的な衝突が少ない

本ニュースサイトで2019年5月7日掲載されているが、ジョコウィ大統領は首都のための調査はインフラ面、社会的、社会政治的な観点からも十分調査する必要があると述べている。東カリマンタン州のHadi Mulyadi副州知事は、東カリマンタンの社会は元来民族的にも均一ではなく、さらに宗教的に多様であるにも関わらず、深刻な社会的な衝突に発展することがないと述べている。

4. 十分な土地があること

東カリマンタン州知事のIsran Noorは、新首都のための土地の用意について、東カリマンタンは十分確保できると説明している。これについても、本サイト2019年8月2日の記事で述べている。現在では、すでに、約6万8千ヘクタールの十分な土地を確保しており、このことはすでに中央政府に報告されている。この土地は東西地域に拡大することが可能である。拡張面積は20万ヘクタールにもなり、地権者問題もない。さらに知事はカリマンタンへの首都移転計画はインドネシア中央政府ためにもなる、と説明している。 

5. 災害リスクも低い

土砂崩れ、崩落、から地震まで、地理学上からも東カリマンタンは災害リスクが低い。しかしながら、気象気候地球物理庁・地震津波情報長のDaryonoによれば、カリマンタンは完全に地震のリスクがないわけではないとのことである。

「カリマンタンにおいて地震が発生しないとは言い切れない。実際には2006～2008年にかけて導入した地震監視設備によると、カリマンタンでも地震活動は見られる。」と2019年7月31に本サイトの記事上で述べている。

インドネシア語＞＞＞

Dipindah, Ini 5 Keunggulan Kalimantan Timur sebagai Ibu Kota Baru

KOMPAS.com - Teka-teki lokasi pemindahan ibu kota baru di Kalimantan akhirnya terungkap. Menteri Agraria dan Tata Ruang (ATR) Sofyan Djalil menyebut lokasi ibu kota baru Indonesia itu berada di Provinsi Kalimantan Timur (Kaltim). "Iya, Kaltim benar," ujar Sofyan di Kantor Kementerian Koordinator Bidang Perekonomian, Jakarta, Kamis (22/8/2019). Namun pihaknya mengunci rapat di mana persisnya lokasi ibu kota baru tersebut. Dia tidak ingin membocorkan mengenai lokasi pasti sebelum memastikan ketersediaan lahan. Lantas, apa saja keunggulan Kalimantan Timur (Kaltim) hingga dipilih sebagai Ibu Kota baru. Berikut kelebihannya:

1. Kondisi infrastruktur dinilai sudah cukup lengkap

   Seperti diberitakan Kompas.com, Selasa (7/5/2019), Presiden Jokowi menyebutkan di Kaltim sudah ada infrastruktur berupa bandara internasional, pelabuhan laut, dan tol. "Artinya, itu akan menghemat banyak biaya," kata Jokowi ketika meninjau kawasan Bukit Soeharto di Kecamatan Samboja, Kabupaten Kutai Kartanegara, Selasa (7/5/2019). Presiden, sangat mendukung pemindahan Ibu Kota di Kalimantan Timur lantaran berada di tengah lintasan tol Samarinda-Balikpapan. Kota lainnya, di Balikpapan ada bandaranya, kemudian di Samarinda juga ada bandaranya sehingga tidak perlu membuat lagi.

2. Kaltim memiliki fasilitas olahraga yang memadai

Selain infrastruktur yang diklaim memadai,Kalimantan Timur juga memiliki tiga stadion internasional. Kompas.com (8/5/2019) pernah merangkum beberapa stadion yang ada di Kalimantan Timur yang layak untuk menggelar pertandingan internasional. Stadion tersebut diantaranya adalah Stadion Palaran, Samarinda. Stadion ini beroperasi sejak 2008, tepatnya saat perhelatan Pekan Olahraga Nasional di Samarinda. Kemudian Stadion Aji Imbut, Tenggarong, Kutai Kartanegara. Stadion yang diresmikan pada 2011 ini memiliki kapasitas 35.000 penonton. Selain itu, Kalimantan Timur juga memiliki Stadion Batakan, Balikpapan yang berkapasitas 40.000 tempat duduk. Desain stadion ini disebut-sebut memiliki kemiripan dengan Stadion Emirates di London.

3. Diklaim minim konflik sosial

Dilaporkan Kompas.com (7/5/2019), Presiden menyebut, kajian pemindahan ibu kota Negara tidak hanya urusan infrastruktur, tetapi juga sosiologisnya dan sosiopolitiknya yang perlu dipertajam. Wakil Gubernur Kalimantan Timur (Kaltim) Hadi Mulyadi menyebut di Kaltim tidak pernah terjadi konflik sosial yang massif meskipun masyarakat Kaltim heterogen, perpaduan semua suku dan agama berbaur secara alamai. Hal itu sebagaimana diberitakan Kompas.com (31/07/2019)

4. Ketersediaan lahan yang memadai

Gubernur Kalimantan Timur (Kaltim) Isran Noor mengatakan penyediaan lahan untuk kebutuhan ibu kota negara yang baru, Kaltim tidak ada kendala. Hal itu sebagaimana diberitakan Kompas.com (02/8/2019). Saat ini, lanjutnya, sudah tersedia lahan yang cukup memadai, yakni sekitar 68.000 hektare dan telah dilaporkan kepada pemerintah pusat. Hanya saja lahan tersebut masih bisa diperluas lagi, yakni ke wilayah timur dan juga barat
Perluasan yang dimungkinkan itu mencapai sekitar 200 ribu hektare dan tidak ada masalah terkait status kepemilikan lahannya. Lebih lanjut ia menjelaskan, rencana pemindahan ibu kota ke Kalimantan sangatlah tepat guna mewujudkan Indonesia Sentris.

5. Dinilai Minim Bencana

Dari aspek geografis, Kaltim diklaim minim bencana, mulai dari bencana longsor, gempa bumi dan lainnya. Namun menurut Kepala Bidang Informasi Gempa Bumi dan Peringatan Dini Tsunami Badan Meteorologi Klimatologi dan Geofisika (BMKG), Daryono, Kalimantan tidak sepenuhnya terbebas dari gempa. "Di Kalimantan tidak benar kalau dibilang tidak ada gempa. Sebenarnya setelah BMKG melakukan instalasi uji monitoring gempa bumi di Kalimantan tahun 2006-2008, aktivitas gempa di Kalimantan dapat terlihat, dan sejak dulu ada," ujarnya sebagaimana diberitakan Kompas.com (31/7/2019).

おわり

インドネシア首都移転の話

こんにちは。超久しぶりのインドネシアブログの更新です。

（特に理由もないのですが、大分サボってしまいました。）

　今回は、ジョコウィドドインドネシア共和国大統領が勢力的に取り組む首都移転の話。

インドネシアに住んでいらっしゃった方とか、出張で行かれたことがある方なら誰でも知っている話で恐縮ですが、インドネシアは過密問題がかなり深刻です。

　約2億6千万人の人口のうち半分、つまり約1億三千万人の人口が、なんと日本の約三分の一しかないジャワ島に住んでいる、ということになっています。日本と比較してみても、いかに狭い所に人間が集中して住んでいるか、ということがわかるかと思います。

　ということで、かねてから交通渋滞、大気汚染、環境汚染など、ありとあらゆる都市問題が増幅を続けている状況でしたので、この首都移転の話で、今後インドネシアがどう変わっていくかがまた楽しみになってきます。

　さて、ニュース訳を見ていただければわかるのですが、賛成している人もいれば、反対している人もいる、ということで当たり前ですが賛否両論。

　仕事がなくなるから嫌がる人、環境汚染や首都過密問題の視点から賛成する人、そしてこの国で開発が絡めばセットで出てくる汚職の話を気にする人など。

さて、ニュースに入ります。

metro.tempo.co

首都移転に際し、住民たち、ジャカルタにとどまりたい

TEMPO CP ジャカルタ

　ジョコウィこと、ジョコ・ウィドド大統領は首都をカリマンタン島に移転する意向を明確にしている。このジョコウィ大統領の計画に対しては、ジャカルタ住民からは様々な意見がある。 

　たとえば、北ジャカルタ・プリオク港の住民、Arif Hidayat（45）は諦めを感じている。賛成反対ということより、むしろ首都移転が行われた場合に、ジャカルタが衰退しないことを望んでいる。「本当の所は賛成していない。ただ政府がそうするのであれば諦めるしかないし、ジャカルタが衰退さえしなければいいと考えている。」

Arifは2019年8月17日（土曜）語った。

　Ojekのドライバーとして働いているある男性は、首都が移転された場合、ジャカルタが衰退して仕事が減ることを心配している。なぜなら、Ojekを利用する大部分の客は企業等の従業員だからである。

「ジャカルタが閑散となれば、その後カリマンタンが賑やかとなる。しかし首都が移転されたとしても、自分はジャカルタにとどまるつもりです。というのも家族、家族や妻もみんなここにいるし引っ越したくありません。」と語った。

反対に、首都の移転を支持する住民もいる。例えば、北ジャPemindahan Ibu Kota, Warga Jakarta: Kami Betah, Tak Mau PindahカルタKelapa Gadingの住民であり、民間会社に勤めるKiky氏は、ジャカルタの過密問題が緩和するとの理由で首都移転に賛成している。

「私は賛成ですよ。ジャカルタはすでに過密しすぎているし、すべてがジャカルタに集中しているのはよくありません。」と話す。

　Kity氏は、首都の移転によって、少なくともジャカルタの公害や過密問題を緩和することができるが、そうしなければ、それらのはさらに深刻化すると考えている。

もし首都移転が行われるとすれば、その仕事は十分に監督されなければならない。個々が責任を回避するようなこと、遊び半分のような仕事ではならない、とKity氏は考えているのである。

インドネシア語＞

Pemindahan Ibu Kota, Warga Jakarta: Kami Betah, Tak Mau Pindah

TEMPO.CO, Jakarta 

Presiden Joko Widodo atau Jokowi menegaskan akan melakukan pemindahan Ibu Kota negara ke Pulau Kalimantan. Berbagai tanggapan warga Jakarta terhadap rencana Jokowi tersebut. Arif Hidayat, 45 tahun, warga Tanjung Priok, Jakarta Utara, mengaku pasrah.

Bukan karena setuju atau tidak setuju, melainkan dia hanya berharap jika pemindahan Ibu Kota dilakukan Jakarta tidak terpuruk. "Sebenarnya saya tidak setuju, tapi kalau pemerintah mau, saya pasrah saja asal Jakarta tidak terpuruk," ujar Arif, Sabtu, 17 Agustus 2019.

Pria yang berpropesi sebagai pengemudi ojek online itu khawatir Jakarta akan sepi jika Ibu Kota dipindah. Selain sepi dia juga takut lapangan pekerjaan menjadi sulit. Karena dia mengaku sebagian besar pelanggannya yang order ojek online rata-rata pegawai kantoran.

"Jakarta jadi sepi kali ya, yang ramai nanti malah Kalimantan. Tapi biarpun Ibu Kota dipindah saya tetap di sini aja. Soalnya keluarga, anak istri semua di sini, nggak mau pindah saya," kata dia.

Pemindahan Ibu Kota didukung warga lain. Kiky, sebagai contoh. Warga Kelapa Gading, Jakarta Utara, yang bekerja seagai karyawan swasta itu mengatakan sangat setuju Ibu Kota dipindah dengan alasan untuk mengurangi kepadatan Jakarta.

"Aku setuju sih. Memang Jakarta udah terlalu padat, enggak baik kalau semua terlalu fokus di Jakarta," katanya saat ditemui di Mall Kelapa Gading.

Menurut dia, dengan pemindahan Ibu Kota setidaknya bisa menjadi solusi mengurangi kepadatan dan polusi di Jakarta. Karena kalau tidak sekarang takutnya Jakarta akan lebih parah lagi.

Kiky berharap, jika pemindahan Ibu Kota dilakukan maka harus benar-benar diawasi pengerjaannya. Tidak dengan main-main untuk menghindari oknum-oknum yang tidak bertanggung jawab.

都市交通の新時代（ジャカルタMRT開業の話）

こんにちは。インドネシアブログを更新します。

今日はジャカルタMRT開業の話です。日本が全面的に支援をしたプロジェクトであり、日本語で放送されている報道番組でもたくさん見ましたので、最新感がなく申し訳ない気持ちもあります。

「ジャカルタ都市圏」というのは、よく「Jadebotabek（ジャカルタ、デポック、ボゴール、タンゲラン、ブカシ）」というように、各地の頭文字をとって、呼ばれています。日本で言えば一都六県とか、そういう都市経済圏ですよね。首都「ジャカルタ特別州」が含まれていますから、もちろんインドネシア第一の都市圏です。

出張に行かれる方や、一時期住んだ方であれば当たり前のように知っているかと思いますが、当地は交通渋滞が深刻です。グッドタイミングで渋滞に巻き込まれれば、たった数キロ先のアポイント先に行くのに一時間とか普通にかかったりします。

（トイレが近い私にとっては、サイアクです）

ニュースの記事にも出てきてますが、東京都市圏に匹敵する巨大な人口を有するジャカルタ都市圏ですが、それを支える公共交通機関網はかなり貧弱です。バスとか、「Transjakarta（トランスジャカルタ）」という、路面電車風のバス網はありますが、それでもなお、多くの二輪四輪が毎朝ジャカルタ市内になだれ込んできます。

ニュース内のこの一文（↓）いささか自虐的です。

Selama puluhan tahun moda transportasi modern absen di Jakarta, yang semakin memperkuat citranya sebagai “kampung terbesar di dunia”, bukannya sebuah kota metropolitan.

「インドネシアには数十年間近代的な都市交通網が不在で、それが『メトロポリタン』ではなく『世界最大の村』という印象を強めていた。」

ということで、ジャカルタの人はこのMRTへの期待値は高かったようです。本路線には6キロメートルの地下区間が含まれており、一日6メートルというスピードで地道に掘り進めたとのこと。インドネシアではそういう工事も始めてということで、国民は非常に関心を持っており、40万人以上の枠があったトライアルも定員オーバーとのことです。

バンコクのスカイトレインみたいに、日本人も積極的に利用できるような交通機関になるといいですよね。ではニュースに入ります。

www.beritasatu.com

都市交通の新時代始まる

ジャカルタ,Beritasatu.com

距離は16キロメートルあまり、東南アジアにある都市、ジャカルタの現状には追いついていない。それでもなお、本日正式に操業を開始し、インドネシア公共交通システムに新たな歴史刻んだこのMass Rapid Transit（MRT）という都市交通システムを、ジャカルタおよび周辺地域の住民は熱狂的に受け入れている。

ジャカルタには数十年間、近代的な交通システムが存在せず、「メトロポリタン」ではなく、「世界最大の村」というイメージを強めていた。

当然、このMRTの導入は、人々に誇りを持たせた。比較的短い路線ではあるが、地下区間6キロメートルあり、巨大な掘削機で一日あたり6メートルほど掘り続けて完成させたものであるが、インドネシアではこういった工法は初めて行われたもので、人々はそのことを誇りに思っている。

これこそが、先の2週間のテストに参加するために多くの人が集まった要因となった。40万人以上の定員がすぐにいっぱいになった。

実際にはMRTジャカルタの規模は、1,200キロ以上に及び、毎日700万人もの乗客を運ぶソウル地下鉄には遠く及ばない。また、MRTとLRTを組み合わせて178キロメートルの路線を持ち、一日あたり250万人の輸送力をもつシンガポールとも比較しても同じである。

ジャカルタMRTの場合は1回の輸送で1,900人の輸送量がある。操業の時間は朝5時から真夜中まで、一日の最大輸送人数は17万5千人となる。

Era Baru Transportasi Urban Dimulai

Jakarta, Beritasatu.com

Panjang jalurnya hanya 16 kilometer, belum sebanding dengan status Jakarta sebagai kota terpadat di Asia Tenggara. Namun, moda transportasi perkotaan mass rapid transit (MRT) yang diresmikan hari ini mengukir sejarah baru dalam transportasi di Indonesia dan disambut sangat antusias oleh warga Jakarta dan sekitarnya.

Selama puluhan tahun moda transportasi modern absen di Jakarta, yang semakin memperkuat citranya sebagai “kampung terbesar di dunia”, bukannya sebuah kota metropolitan.

Wajar kalau kehadiran MRT ini menumbuhkan bibit rasa bangga. Masyarakat juga tahu bahwa untuk membangun jalur yang relatif pendek ini harus digali subway atau jalur bawah tanah 6 km dengan mesin bor raksasa yang kecepatannya hanya 6 meter per hari, sebuah karya teknologi monumental yang baru pertama kali dilakukan di tengah kota Indonesia.

Hal itulah yang mendorong warga berbondong-bondong mengikuti uji coba selama dua pekan terakhir. Kuota penumpang 400.000 lebih selama uji coba pekan terakhir bahkan langsung ludes.

Padahal, skala MRT Jakarta ini hanya seujung kuku metro system di Seoul yang mencapai 1.200 km lebih dan setiap hari mengangkut sekitar 7 juta penumpang. Juga masih jauh dibandingkan Singapura yang memiliki 178 km kombinasi jalur MRT dan light rail transit (LRT) dengan daya angkut 2,5 juta penumpang per hari.

Satu rangkaian MRT Jakarta memiliki kapasitas 1.900 penumpang sekali angkut. Dengan jam operasi mulai pukul 05.00 WIB hingga sekitar tengah malam, jumlah maksimal penumpang per hari hanya sekitar 175.000 orang.

世界各国でボーイング737MAX8排除の動き

こんにちは。インドネシアブログを更新します。

前回に引き続きですが、先のエチオピア航空墜落事故をうけて、世界各国でボーイング737MAX8を排除する動きが進められていますね。

ちなみに私は「真ん中通路一本」タイプの航空機のあの狭い感が嫌いです。

国内線の短距離フライトであればいいのですが、少なくとも国境を越えるフライトではすごく嫌です。

これってインドネシア固有のニュースではないですが、インドネシアはライオンエアーが先の12月に同型機が墜落事故をおこしており、そのときからボーイング社との関係が悪化していますし、この事態をかなり注目しているはずです。では、翻訳に入ります。

ちなみにニュース中では、アメリカはまだ運航中となっていますが、もう中止ですよね。

＜翻訳＞

多くの航空会社がボーイング737MAX8を禁止

2019年3月13日（水曜）中国とインドネシアがボーイングの新型機737MAX8の運行を停止したが、他国も同様の対応を行う。

シンガポールとオーストラリアは一時的に彼らの領空の出入を停止している。EUの航空安全局も同じく対応する準備中とのことで伝えられた。

これら一連の対応は2019年3月10日（日曜）、アディスアベバで発生したエチオピア空港Boeing737MAX8の墜落事故に起因するものであり、先のライオンエアの同型機がジャワ海に墜落する事故が発生してから5月も経過しない。この二つの事故で346人が犠牲となった。

最新の状況としては、イギリスがボーイング737MAX8の領空の出入りを禁止したが、これは突然のことでそれによって航空機が引き返す結果となった。この事態は2機の航空機にふりかかった。トルコ航空については突然の事態に上空で引き返さざるをえなくなった。

この航空機はイスタンブールを離陸し、イギリスバーミンガム、ガトウィックに向かっていた。バーミンガムに向かっていたフライト番号TK1969ははドイツのフランクフルトに接近中であり、4時間のフライト計画のうちのうちすでに3時間が経過していた。

 その一方で、ガトウィック行きフライト番号TK1997はすでに航路の半分を超えていて、引き返すよう指示があった段階ではチェコ上空にいた。乗客たちはやむを得ず、数時間前に出発したはずのイスタンブール空港から違う飛行機に乗り換えることとなった。

しかしながら、すべての国がボーイング737MAX8の飛行を禁止しているわけではない、特にボーイングの所在地であるアメリカ合衆国など。

＜原文＞
Makin Banyak Negara Melarang Boeing Max 8

Rabu, 13 Maret 2019 | 06:24 WIB

Setelah Tiongkok dan Indonesia memerintahkan dikandangkannya pesawat generasi terbaru Boeing 737 Max 8, banyak negara lain melakukan langkah serupa.

Singapura dan Australia menghentikan sementara pengoperasian seluruh Boeing 737 MAX masuk atau keluar wilayah udara mereka. Badan Keselamatan Penerbangan Uni Eropa dikabarkan bersiap mengikuti langkah tersebut.

Semua itu dipicu oleh jatuhnya pesawat Max 8 milik Ethiopian Airlines di Addis Ababa hari Minggu (10/3/2019) lalu, kurang dari lima bulan setelah pesawat sejenis milik Lion Air jatuh di Laut Jawa. Dua kecelakaan itu menewaskan 346 orang.

Yang terbaru, Inggris memberlakukan larangan keluar-masuk Boeing Max 8 di wilayah udaranya, dan cukup mendadak sehingga terjadi insiden pesawat yang dipaksa putar balik sebagai akibatnya.

Insiden itu menimpa dua pesawat Turkish Airlines yang harus memutar di udara karena larangan yang baru saja berlaku.

Pesawat itu lepas landas dari Istanbul menuju Birmingham dan Gatwick, Inggris. Mereka berangkat sebelum diumumkannya larangan oleh Otoritas Penerbangan Sipil para pukul 13.00 waktu Inggris.

Penerbangan menuju Birmingham oleh pesawat nomor TK1969 sedang mendekati Frankfurt, Jerman, setelah tiga jam dari empat jam rencana penerbangan.

Sementara penerbangan ke Gatwick oleh pesawat nomor TK1997 sudah melampaui setengah jarak perjalanan dan sedang berada di kawasan udara Cheska ketika diperintahkan untuk kembali.

Para penumpang terpaksa dilaihkan ke penerbangan lain dari Bandara Istanbul, tempat mereka berangkat beberapa jam sebelumnya.

Namun, tidak semua negara serta merta melarang terbang Max 8, khususnya Amerika Serikat sebagai negara asal Boeing.

Berikut respons maskapai atau regulator di berbagai belahan dunia terkait boleh tidaknya Max 8 terbang.